1月発生の建物火災で延焼防いだ地域住民に感謝状/二戸市

初期消火をして近隣への延焼を防いだとして、感謝状を贈った藤原淳市長(右から3人目)と秋葉会の会員
初期消火をして近隣への延焼を防いだとして、感謝状を贈った藤原淳市長(右から3人目)と秋葉会の会員
二戸市は18日、今年1月に市内で発生した建物火災で初期消火活動を行い、近隣への延焼を防いだとして、同市金田一秋葉地区の町内会「秋葉会」(小川吉亮会長)に感謝状を授与した。 火災は1月24日午前7時半ごろ、同市金田一野月の木造2階建てアパート.....
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 二戸市は18日、今年1月に市内で発生した建物火災で初期消火活動を行い、近隣への延焼を防いだとして、同市金田一秋葉地区の町内会「秋葉会」(小川吉亮会長)に感謝状を授与した。[br] 火災は1月24日午前7時半ごろ、同市金田一野月の木造2階建てアパートで発生。アパートに住んでいた高齢女性と息子が亡くなった。[br] 同会によると、通学時間帯で、スクールガードをしていた近所の久保田悦子さんが、建物の火災報知器が鳴っているのに気づいて近隣住民に助けを求めた。住民が各自宅に備え付けていた消火器や外に積もっていた雪を使って火を消し、延焼を防いだという。[br] この日、市役所で授与式が行われ、同会の会員5人が出席。藤原淳市長が小川会長の代理で出席した妻美保子さんに感謝状を手渡した。[br] 消火活動をした同会の本田敏實さんは「地域の皆さんが消火に全力を挙げた。2人の尊い命を救えなかったのは残念この上なく、いつ発生するか分からない災害に向けて態勢を整えていきたい」と述べた。初期消火をして近隣への延焼を防いだとして、感謝状を贈った藤原淳市長(右から3人目)と秋葉会の会員