【新型コロナ】4、5月の医業収入20%減 十和田市立中央病院

十和田市は15日、新型コロナウイルスの影響により市立中央病院の4、5月の入院・外来の医業収入が前年同月に比べて約20%減少したことを明らかにした。 同日の市議会一般質問で、中谷慎志病院事務局長が明らかにした。 市内では4月11日までに感染者.....
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 十和田市は15日、新型コロナウイルスの影響により市立中央病院の4、5月の入院・外来の医業収入が前年同月に比べて約20%減少したことを明らかにした。[br] 同日の市議会一般質問で、中谷慎志病院事務局長が明らかにした。[br] 市内では4月11日までに感染者集団(クラスター)が発生。患者を受け入れた同病院は、感染者病棟の診療体制を構築するため、4月中旬から6月上旬までに一般2病棟を閉鎖した。また、4月13日から5月末まで健診センターを休止し、救急外来の受け入れを制限した時期もあった。[br] この影響で4、5月の入院、外来の収益は大幅に減少。同病院によると、昨年度は11億6981万円だったのに対し、本年度は9億4100万円(速報値)だった。また、マイナス幅は4月より5月が大きいという。[br] 中谷事務局長は取材に「2割減は大きいと受け止めている。経営の立て直しを図っていく」と述べた。