三沢航空科学館が再開

再開した三沢航空科学館の体験型展示装置で科学に親しむ家族
再開した三沢航空科学館の体験型展示装置で科学に親しむ家族
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、4月11日から休館していた三沢市の青森県立三沢航空科学館(大柳繁造館長)が2日、営業を再開した。再開後初めての週末を迎えた6日は家族連れらが訪れ、館内には子どもたちの笑顔があふれた。 同館では新型コ.....
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、4月11日から休館していた三沢市の青森県立三沢航空科学館(大柳繁造館長)が2日、営業を再開した。再開後初めての週末を迎えた6日は家族連れらが訪れ、館内には子どもたちの笑顔があふれた。[br] 同館では新型コロナの感染対策として、来館者に対してマスクの着用を求め、入り口で人工知能を利用したシステムで検温を実施。手で触れる体験型の展示が多いため、館内の約120カ所に消毒液を設置した。また、「3密」を避けることができない一部の展示については当面の間、利用を休止とした。[br] この日は、来場した子どもたちが家族と一緒に館内の体験型の展示で航空や科学への理解を深めたり、ワークショップで工作を楽しんだ。またサイエンスショーでは、実験を見ながら地震や雷など災害の仕組みを学んだ。[br] 同市内の小田桐千鶴恵さん(40)は「休館中も子どもが科学館に来たがっていた。久しぶりに来ることができて良かった」と話し、長男の匡祐たすく君(6)は「実験や科学に興味があるので楽しい。また来たい」と笑顔を見せた。[br] 同館の引地勝博渉外広報グループマネージャーは、「子どもたちの明るい声が戻ってきてうれしい。安心して楽しめるように感染防止対策を徹底する」と話している。再開した三沢航空科学館の体験型展示装置で科学に親しむ家族