【緊急事態措置解除】「3密回避」県民は継続を/青森県

青森県が作成したソーシャルディスタンシングを呼び掛けるロゴマーク=14日、県庁
青森県が作成したソーシャルディスタンシングを呼び掛けるロゴマーク=14日、県庁
新型コロナウイルス特別措置法に基づく政府の緊急事態宣言が解除されたことを受け、青森県の三村申吾知事は14日、県民に対し、県境をまたいだ不要不急の移動を控え、「三つの密(密閉、密集、密接)」を避けるよう引き続き訴えた。感染拡大を防ぐため、ソー.....
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 新型コロナウイルス特別措置法に基づく政府の緊急事態宣言が解除されたことを受け、青森県の三村申吾知事は14日、県民に対し、県境をまたいだ不要不急の移動を控え、「三つの密(密閉、密集、密接)」を避けるよう引き続き訴えた。感染拡大を防ぐため、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を保つ行動を呼び掛ける県独自のロゴマークも発表。長期化が予想される新型コロナ対策への協力を重ねて求めた。[br] 同日、県庁で開いた危機対策本部会議で三村知事は「緊急事態宣言の対象から外れても、感染リスクがなくなったわけではない」と指摘。その上で、「県内経済の循環を取り戻すためには、県民の行動変容が日常生活に定着していくのが前提だ。この難局を県民と共に乗り越えていきたい」と強調した。[br] 県境をまたいだ移動については、帰省や旅行などの不要不急の移動を極力控えるとした要請を継続。重点的な対応が必要な東京都など「特定警戒都道府県」との往来は、自粛するよう重ねて求めた。[br] 県主催のイベントや会議については、一部の制限を緩和し、開催可能とする方針を示した。参加人数は最大50人程度とし、「三つの密」を避けた上で、適切な感染防止策を講じて実施する。[br] 県は同日までに、県内で確認された感染者27人のうち、新たに5人が退院したと明らかにした。退院した人は計21人。残る6人は入院中。青森県が作成したソーシャルディスタンシングを呼び掛けるロゴマーク=14日、県庁