80代女性がつつが虫病に/三戸地方保健所管内

青森県は8日、三戸地方保健所管内に住む80代女性がつつが虫病にかかったと発表した。県内での発症確認は今年初めて。県によると、女性は回復傾向だという。県は治療が遅れると重症化の可能性があるとして症状が出たら速やかに医療機関を受診するよう呼び掛.....
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 青森県は8日、三戸地方保健所管内に住む80代女性がつつが虫病にかかったと発表した。県内での発症確認は今年初めて。県によると、女性は回復傾向だという。県は治療が遅れると重症化の可能性があるとして症状が出たら速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けている。[br] つつが虫病はダニの一種「ツツガムシ」に刺されることで発症。潜伏期間は5~14日で、高熱や発疹、倦怠けんたい感などの症状が出る。[br] 女性は4月中旬に発症し、受診先の医療機関が8日に同保健所に届け出た。県保健衛生課によると、女性は発症した時期に畑仕事などをしていたという。[br] 県内では春から初夏、秋から初冬に発生数が多い傾向にあり、2019年は8人の感染が報告されている。農作業や山歩き中の感染が多く、肌の露出を避けるなどの対策が有効とされている。