【新型コロナ】学校再開に明確な指針を 青森県高教組、県教委に要請

県庁で会見する逢坂拓書記長(右)ら=13日、青森県庁
県庁で会見する逢坂拓書記長(右)ら=13日、青森県庁
青森県高校・障害児学校教職員組合(酒田孝執行委員長)は13日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学校再開の判断を現場任せにせずに明確な指針を設けるなど、対応を見直すよう県教委に要請した。 主な要請事項は▽マスクやアルコール消毒などの整備が.....
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 青森県高校・障害児学校教職員組合(酒田孝執行委員長)は13日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学校再開の判断を現場任せにせずに明確な指針を設けるなど、対応を見直すよう県教委に要請した。[br] 主な要請事項は▽マスクやアルコール消毒などの整備が行えない場合は休校とする▽教職員の家族が濃厚接触者とされた場合は陰性の検査結果が出るまで勤務させない▽部活動の再開について県としての方針を示す―など。[br] 3月3日から臨時休校していた県立学校は4月上旬から全校で授業を再開した。一方、八戸市や十和田市など一部自治体の小中学校は感染者の増加を踏まえて再度休校となっている。[br] 要請に先立ち、県庁で会見した同組合の逢坂拓書記長らは「高校生を通学させることを不安に思う保護者もいる。地域の実情に応じ学校単位で休校を判断できるよう配慮を求めたい」と説明した。[br] 要請書を受け取った県教委学校教育課の清川喜之課長代理は「県内の状況を踏まえ、生徒の安全を第一に考えて対応していきたい」とした。県庁で会見する逢坂拓書記長(右)ら=13日、青森県庁