護衛艦「しらぬい」隊員ら4人懲戒処分/海自

海上自衛隊は13日、むつ市の海自大湊基地を母港とする護衛艦「しらぬい」の海曹士隊員ら4人を、職務上の注意義務違反などで停職や戒告の懲戒処分にしたと発表した。 処分を受けたのは、しらぬいの隊員に料理を提供する「給養員」の海曹士隊員と上司の元海.....
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 海上自衛隊は13日、むつ市の海自大湊基地を母港とする護衛艦「しらぬい」の海曹士隊員ら4人を、職務上の注意義務違反などで停職や戒告の懲戒処分にしたと発表した。[br] 処分を受けたのは、しらぬいの隊員に料理を提供する「給養員」の海曹士隊員と上司の元海曹長、厨官、佐官。[br] 海曹士隊員は2018年3~8月、しらぬい建造中の長崎市で、工事の打ち合わせや立ち会いを行う「ぎ装員」として任務に当たっていた際、他部隊からコメや野菜などの食料補給を受けたが、報告などの手続きを怠っていた。[br] また、補給を受けた食料を食べたことも問題視され、停職5日となった。海自大湊地方総監部によると、ぎ装員は衣食住の別の手当が支給されており、食事は外食などで済ませる必要があったという。[br] 元海曹長は補給の手続き遅れを看過したほか、食料を食べたとして停職4日に。慰官と佐官は適切な指揮監督を怠ったとして戒告とした。