再処理工場の審査合格、最短GW前も/規制委委員長

原子力規制委員会の更田豊志委員長は1日の定例会見で、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)が審査に事実上合格したと判断する審査書案について、定例会合での議論は「ゴールデンウイーク前にできるかできないか」との見通しを示した。 原燃の補正書を巡っ.....
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 原子力規制委員会の更田豊志委員長は1日の定例会見で、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)が審査に事実上合格したと判断する審査書案について、定例会合での議論は「ゴールデンウイーク前にできるかできないか」との見通しを示した。[br] 原燃の補正書を巡っては記載漏れなど58項目のミスが判明し、原燃は今月上旬に再提出する方針。補正書の不備は過去にも繰り返され、更田氏は当面の焦点を「次に出てくる補正の出来次第だ」と指摘した。一方で「(58項目という)指摘の数は多いが、審査会合を開いて確認しなければならないものはない」との認識も改めて示した。[br] 規制委関係者も同日までの取材に対し、昨年3月の時点で一度、審査書案の草案を取りまとめた経緯に触れて「おおむね整理できている。後は本当に抜けがないかのチェック」と準備状況を説明している。[br] 定例会合で事務方が審査書案を示し、規制委が了承すれば意見公募(パブリックコメント)などの手続きを経て正式に合格する。