【新型コロナ】4月下旬まで山車制作休止要請/八戸三社大祭運営委

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、八戸三社大祭を主催する「八戸三社大祭運営委員会」(塚原隆市会長)は26日、今年7月31日~8月4日に行われる祭りの開催可否や実施方法の検討を進めているとして、4月下旬まで山車制作を控えるよう全27山車組に.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、八戸三社大祭を主催する「八戸三社大祭運営委員会」(塚原隆市会長)は26日、今年7月31日~8月4日に行われる祭りの開催可否や実施方法の検討を進めているとして、4月下旬まで山車制作を控えるよう全27山車組に要請した。運営委は同時期までに開催の方向性を決める方針。今年は三社大祭の発祥300年となる記念の年だが、4月下旬の状況を踏まえて判断する。[br] 今回の要請に先立ち、23日には各山車組で組織する「はちのへ山車振興会」が役員会を開き、開催の方向性が決定するまでは制作を休止することを確認した。制作費用の工面などを考慮した措置という。[br] 運営委事務局の八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)「VISIT(ビジット)はちのへ」によると、今年の祭りは感染状況により、引き子などとして参加する子どもや観覧客への影響が危惧される。[br] 山車組の祭りに向けた準備は春から始まり、山車制作はゴールデンウイーク前後から本格化するため、4月下旬を判断時期とした。[br] 塚原会長は取材に「今後の感染状況などを基に検討し、開催の成否や方法を決めたい」と説明。山車振興会の小笠原修会長は「制作費の問題もあり、方向性がはっきりするまでは作業をストップすることにした。なるべく早い時期の判断をお願いしたい」と話した。