八戸の企業に協調融資 青銀と日本公庫など

青森銀行(成田晋頭取)は26日、東日本大震災事業者再生支援機構の支援を受けていた八戸市の製造業者=社名は非公表=に対し、同行と日本政策金融公庫、商工中金の3行によるシンジケートローン(協調融資)を組成したと発表した。震災から約9年を経て同社.....
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 青森銀行(成田晋頭取)は26日、東日本大震災事業者再生支援機構の支援を受けていた八戸市の製造業者=社名は非公表=に対し、同行と日本政策金融公庫、商工中金の3行によるシンジケートローン(協調融資)を組成したと発表した。震災から約9年を経て同社の事業再生が進み、今後は成長や設備投資が中心となるため、同機構の手を離れて支援体制を移行した。[br] 協調融資は、日本公庫が2018年4月に開始したシンジケートローン特例制度を活用したもので、地方銀行による実施は、東北地方ではこれが初めて。主幹事行は青森銀行が務める。[br] 協調融資は、複数の金融機関がシンジケート団を組成し、企業に貸し付けを行う仕組み。同一の取引条件で、複数の金融機関との窓口が一本化され、資金調達の事務簡素化や効率化を図ることが可能になる。