九戸村小中一貫校整備、村議会が条例改正案を否決

九戸村が進める施設一体型小中一貫校の整備を巡り、村議会は6日の定例会本会議で、村側が提案していた、村内5小学校を1校に統合する村立小中学校設置条例の一部改正案を否決した。 櫻庭豊太郎議長を除く11人で採決し、賛成5人に対して反対6人だった。.....
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 九戸村が進める施設一体型小中一貫校の整備を巡り、村議会は6日の定例会本会議で、村側が提案していた、村内5小学校を1校に統合する村立小中学校設置条例の一部改正案を否決した。[br] 櫻庭豊太郎議長を除く11人で採決し、賛成5人に対して反対6人だった。条例改正案は2022年4月の開校を目指し、伊保内、長興寺、戸田、山根、江刺家の5小学校を廃止し、5校を統合した1校を設置する―としていた。[br] 村は、同定例会に小中一貫校の工事請負費など学校整備費13億4250万円を計上した20年度一般会計当初予算案を提案している。同日は一般会計当初予算案など議案10件を予算特別委員会に付託し、定例会最終日の12日に採決を行う。[br] 村総務企画課の坂野上克彦課長は取材に「当初予算について議会の判断を見ながら今後の対応を協議する」とした。