新型肺炎拡大受け春闘への影響警戒、連合青森が街頭活動

春闘について街頭で訴える内村隆志会長(中央)=6日、青森市
春闘について街頭で訴える内村隆志会長(中央)=6日、青森市
連合青森の内村隆志会長は6日、青森市内での取材に対し、新型コロナウイルスの感染拡大が2020年春季労使交渉(春闘)に与える影響について「企業の見通しが厳しいのは理解しているが、新型肺炎を理由に賃上げしないことはあってはならない」との考えを示.....
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 連合青森の内村隆志会長は6日、青森市内での取材に対し、新型コロナウイルスの感染拡大が2020年春季労使交渉(春闘)に与える影響について「企業の見通しが厳しいのは理解しているが、新型肺炎を理由に賃上げしないことはあってはならない」との考えを示した。[br] これまでの春闘は6年連続で賃上げが達成され、労働者側の声が賃金に反映される流れが続いている。しかし、今春闘は米中貿易摩擦や昨年10月の消費増税に感染拡大が重なり、交渉の不透明感が強まるとの見方が出ている。[br] 内村会長は同日、同市での街頭活動で「この5、6年間は景気が良くなりつつある。この流れを新型肺炎で元に戻してはいけない」と強調。イベント自粛や観光客減少などが企業活動に悪影響を及ぼす状況に理解を示しながらも、「自粛などによる経済停滞のしわ寄せを、労働者に押しつけないようにしてほしい」と訴えた。春闘について街頭で訴える内村隆志会長(中央)=6日、青森市