【新型肺炎】学童保育 手洗い徹底など感染予防に腐心

放課後児童クラブでは手洗いや手指消毒を徹底している=28日、八戸市内の放課後児童クラブ
放課後児童クラブでは手洗いや手指消毒を徹底している=28日、八戸市内の放課後児童クラブ
小中学校の全面休校を受け、八戸市内の放課後児童クラブ(学童保育)や児童館では、市内の小学校が休校となる3日から、夏休みなどの長期休業と同様の利用時間で開所する。学校が休みになる中、多くの児童を受け入れることから、市内のある児童クラブの代表は.....
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 小中学校の全面休校を受け、八戸市内の放課後児童クラブ(学童保育)や児童館では、市内の小学校が休校となる3日から、夏休みなどの長期休業と同様の利用時間で開所する。学校が休みになる中、多くの児童を受け入れることから、市内のある児童クラブの代表は「保護者の皆さんが安心して預けられるよう、手洗いとアルコールによる手指消毒を児童に徹底したい」と感染予防に腐心している。[br] 各クラブでは、学校行事に合わせて開所時間などのスケジュールを組んでいるため、職員はシフト変更などの対応に追われている。また、児童が触れるドアや壁、机などはこまめに消毒しているという。[br] 市子育て支援課によると、利用登録をしている保護者に対しては、28日に放課後児童クラブや児童館を通して、今後の対応を通知。市内の児童クラブに小学生の子どもを預ける共働きの30代女性は「開所してもらえると助かる。仕事がある時だけでも預かってもらえたら」と胸をなで下ろす。[br] ただ、同課によると、万が一、県内で感染者が出た場合は、インフルエンザによる学校閉鎖や学級閉鎖の時の対応と同様に、児童クラブも休止する可能性もあるという。同課の担当者は「厚生労働省の動きを見ながら、随時検討していく」としている。[br] 休止の可能性もあることについて、共働きの女性は「できる限り在宅ワークを利用するなどして、夫婦で交互に家にいられるようにしたいが、出張がある仕事なので、出張の日はどう対応すればいいのか」と困惑していた。放課後児童クラブでは手洗いや手指消毒を徹底している=28日、八戸市内の放課後児童クラブ