寒締めホウレンソウ、実績など情報交換/盛岡

寒締めホウレンソウの販売実績などを報告した検討会=25日、盛岡市
寒締めホウレンソウの販売実績などを報告した検討会=25日、盛岡市
公益財団法人岩手生物工学研究センターなどは25日、久慈地域を中心に生産が盛んな寒締めホウレンソウの取り組み実績などに関する検討会を盛岡市内で開いた。生産者や販売者が情報交換を通じ、2020年度の生産に向けて連携強化を図った。 寒締めホウレン.....
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 公益財団法人岩手生物工学研究センターなどは25日、久慈地域を中心に生産が盛んな寒締めホウレンソウの取り組み実績などに関する検討会を盛岡市内で開いた。生産者や販売者が情報交換を通じ、2020年度の生産に向けて連携強化を図った。[br] 寒締めホウレンソウは昨年7月、目に良いとされるルテインを含む機能性表示食品として消費者庁に受理され、同年12月ごろから効果を前面に押し出した包装に一新。生鮮食品としては岩手県内初の機能性表示食品としてPRに力を入れている。[br] 検討会は、同センターといわて農林水産物機能性活用研究会、新岩手農協が主催。生産者のほか、農業団体や青果・食品業者の代表者ら約40人が出席。各分野の活動報告が行われた。[br] 同農協久慈営農経済センター米穀園芸課の澤里文昭課長は本年度の販売実績について、14日現在の出荷数量は8428ケースで、販売額は3155万円だったと説明。前年度比31円増の1袋当たり150円で販売されたという。[br] 澤里課長は「当初の目標単価は180円だったが、まずまずの成果。機能性表示食品としての認知度を高め、魅力ある単価にすることで生産者を増やしたい」と話した。寒締めホウレンソウの販売実績などを報告した検討会=25日、盛岡市