青銀とみち銀、両行間のATM手数料を無料化へ

青森銀行(成田晋頭取)、みちのく銀行(藤澤貴之頭取)は21日、昨年10月に公表した両行による包括的連携の一環として、両行間の現金自動預払機(ATM)について、今年7月ごろから手数料の無料化を開始すると発表した。銀行にとっては手数料収入の減少.....
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 青森銀行(成田晋頭取)、みちのく銀行(藤澤貴之頭取)は21日、昨年10月に公表した両行による包括的連携の一環として、両行間の現金自動預払機(ATM)について、今年7月ごろから手数料の無料化を開始すると発表した。銀行にとっては手数料収入の減少が見込まれるが、利便性の向上により利用者の増加を狙う。[br] ATM手数料が無料となるのは、キャッシュカードによる現金の引き出しと振り込みが対象。両行のATM台数は同日現在、青銀は353台、みち銀は387台。利用可能な時間など詳細は今後決める。[br] 両行によると、キャッシュレス決済の浸透などにより、現金利用者は減少傾向にあり、現金を取り扱うATMの利用も減少が見込まれる。コスト抑制を図る銀行にとって、その維持費が課題となっている。[br] 手数料無料化がもたらす効果について両行は「ATMネットワーク網の充実を図り、利便性向上と効率的な運営も目指したい。両行が協力し、県経済に貢献したい」としている。[br] 両行が昨年公表した包括的連携ではこのほか、バックヤード事務の共通化など、コストの削減が期待できる分野で協力を行うとしていた。