19年1月~11月の青森県内宿泊者数、延べ419万人で前年比減

青森県観光国際戦略推進本部(本部長・三村申吾知事)は14日、青森市で観光戦略プロジェクト推進委員会を開き、県の観光戦略で掲げる数値目標の達成状況(2019年1~11月)を報告した。年間550万人を目指す延べ宿泊者数は419万3820人(前年.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県観光国際戦略推進本部(本部長・三村申吾知事)は14日、青森市で観光戦略プロジェクト推進委員会を開き、県の観光戦略で掲げる数値目標の達成状況(2019年1~11月)を報告した。年間550万人を目指す延べ宿泊者数は419万3820人(前年同期比50万2020人減)、年間50万人を目指す外国人延べ宿泊者数は31万5860人(1万5880人減)で、ともに前年同期を下回った。[br] 県内延べ宿泊者数、外国人延べ宿泊者数は観光庁の宿泊旅行統計調査によるデータ。同調査では従業員数10人以上の施設は全て調査するが、従業員数9人以下の施設は無作為抽出によるサンプル調査となる。[br] 従業員数10人以上の施設を対象とした調査では、1~11月の延べ宿泊者数が353万1080人(8万7890人増)で、外国人延べ宿泊者数が29万3770人(1万2850人増)だった。どちらの宿泊者数も前年同期より増えており、県は「実態は増加傾向」とみている。[br] また、19年の動向について県は「青森空港発着の国際定期便台湾・台北線が就航したことで台湾からの宿泊者が大きく増え、全体数を底上げしている」と分析する。[br] 同日は県観光戦略の改正案についても協議。戦略プロジェクトの主な取り組み例に「県内在住外国人にとっても『住んでよし』の地域と共生して安心して暮らせる環境づくりの推進」を加えることを了承した。3月25日の本部総会で正式決定する。