三沢商、身上の守備ほころび

三沢商は終盤、内野守備のほころびからピンチを招き、悔しい逆転負けを喫した。守りからリズムをつくるのが身上というチームだけに、鎌本憲主将は「取れるアウトを取れずに走者がたまり、こういう結果になってしまった」と肩を落とした。 チームは四回、相手.....
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 三沢商は終盤、内野守備のほころびからピンチを招き、悔しい逆転負けを喫した。守りからリズムをつくるのが身上というチームだけに、鎌本憲主将は「取れるアウトを取れずに走者がたまり、こういう結果になってしまった」と肩を落とした。  チームは四回、相手のミスに付け込み3―1と逆転。四回にリリーフし力投する野田海晴を中心に、テンポ良くアウトを重ねた。  そのまま2点リードで迎えた八回。失策で先頭の出塁を許した。安打で一、二塁とされた後、投前の送りバントに対し、シフトした陣形がかみ合わず、一塁ががら空きに。無死満塁と傷口を広げてしまった。  直後に同点二塁打と勝ち越しの中犠飛を浴びた野田。痛打されたコースが高めだった点を反省した上で、「バントシフトの練習はほぼ毎日やっていたが…。自分からも声を掛ければ良かった」と、むしろその前のプレーを悔やんだ。  浪岡健吾監督は「地区予選でも似たようなことがあった」と守備力教科の必要性を強調。ナインも「守りから崩れないように」(野口)「内野の連係をしっかり練習する」(鎌本)と口をそろえる。  夏に向け、課題ははっきり見えた。 [right]2015年春季県大会・1回戦 浪岡 VS 三沢商[/right]