競技体験や観戦、なぎなたの魅力間近に 一戸町で初のフェス

掛け声に合わせて基本の動作を披露する参加者
掛け声に合わせて基本の動作を披露する参加者
一戸町なぎなた協会(春日川寛治会長)は8日、町出身の高校生5人が3月に兵庫県で行われた全国高校なぎなた選抜大会(同県伊丹市など主催)で好成績を収めたことを記念し、町民が同競技の体験や観戦を通じて魅力に触れる「なぎなたフェスティバル」を町体育.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 一戸町なぎなた協会(春日川寛治会長)は8日、町出身の高校生5人が3月に兵庫県で行われた全国高校なぎなた選抜大会(同県伊丹市など主催)で好成績を収めたことを記念し、町民が同競技の体験や観戦を通じて魅力に触れる「なぎなたフェスティバル」を町体育館で初めて開いた。[br][br] 同大会では、男子個人で南舘日奈太さん(盛岡三高1年、一戸中出)が優勝、柴田昇翔さん(一戸高1年)が準優勝した。女子団体では、一戸高(東山璃音さん=2年、柴田朱理さん、鈴木茉莉さん=共に1年)が3位と健闘した(5人の学年はいずれも大会当時)。[br][br] この日は、同協会に所属する小学生から高齢者まで約70人が参加。初めに全員で団体の基本稽古に臨んだ。2016年の岩手国体なぎなた少年女子演技で優勝した経験を持つ、町職員武田智摘さんの「面を打て」「すねを打て」の掛け声に合わせ、きびきびと基本の動作を披露した。[br][br] 一戸高、一戸中、奥中山中の各校なぎなた部による「リズムなぎなた」のパフォーマンスでは、生徒たちが人気歌手やアニメの曲に合わせてテンポの良い動きを見せ、会場を盛り上げた。[br][br] 3月の全国大会に出場した高校生と、過去の国体で活躍した町出身の選手らが5人ずつ混成チームを組んでの団体戦も行われ、白熱した勝負が注目を集めた。稽古着姿で記念撮影できるコーナーも設けられ、家族連れらに好評だった。[br][br] 最後に高校生5人が一戸高の上野光久校長と共にステージに登壇し、全国大会での結果を報告。「地域の皆さんの応援に感謝する」「さらに上を目指し精進したい」と力強く語った。掛け声に合わせて基本の動作を披露する参加者