茨城で42歳町長らワクチン先行接種

 茨城県城里町役場で、ワクチン接種経緯について質問に答える上遠野修町長=13日午前
 茨城県城里町役場で、ワクチン接種経緯について質問に答える上遠野修町長=13日午前
茨城県城里町の上遠野修町長(42)と仲田不二雄副町長(65)、高岡秀夫教育長(65)の3人が4月、医療従事者に優先的に届けられた新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが13日、分かった。 上遠野町長は同日、記者会見し「予定者にキャン.....
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 茨城県城里町の上遠野修町長(42)と仲田不二雄副町長(65)、高岡秀夫教育長(65)の3人が4月、医療従事者に優先的に届けられた新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが13日、分かった。[br][br] 上遠野町長は同日、記者会見し「予定者にキャンセルが出た。接種会場は医療機関として登録を受けており、管理責任者の私も医療従事者に準じる」と理由を説明。「指揮をとるべき町長が感染すると混乱を及ぼすため、接種は問題なかったと考えている」と述べた。[br][br] 一方、仲田副町長は取材に対し「医療従事者や高齢者を優先すればよかった。申し訳ない」と釈明した。[br][br] 町長は会見で、それぞれの接種理由について、仲田副町長は「町長不在時の代理として会場に出入りする可能性がある」とし、高岡教育長は「教育関係者を束ねる責任者であり、キャンセルが出た際に優先的に接種することとしていた」とした。廃棄を避けるためだったこともあげた。[br][br] 町長によると、4月28日、副町長、教育長と共に、医療従事者に接種するためのワクチンが届いた後、町役場の隣の集団接種会場内で接種した。 町長は5月中に2回目の接種を受ける方針。 茨城県城里町役場で、ワクチン接種経緯について質問に答える上遠野修町長=13日午前