動画参考に下北巡って 大間町が2種のPR動画、一人旅モデルコース提案

大間町が制作した下北半島を巡る観光PR動画。上から男性版、女性版、フェリーで男女が出会うシーン。
大間町が制作した下北半島を巡る観光PR動画。上から男性版、女性版、フェリーで男女が出会うシーン。
下北半島での一人旅はいかが―。新型コロナウイルスの影響で旅行需要が激減する中、大間町は若い世代に向けた2種類の観光PR動画を制作した。2泊3日で下北半島を巡る一人旅のモデルコースを提案。動画を制作し、自らも出演する町産業振興課の菊池廉主事(.....
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 下北半島での一人旅はいかが―。新型コロナウイルスの影響で旅行需要が激減する中、大間町は若い世代に向けた2種類の観光PR動画を制作した。2泊3日で下北半島を巡る一人旅のモデルコースを提案。動画を制作し、自らも出演する町産業振興課の菊池廉主事(20)と、町地域おこし協力隊の許文茜(キョブンシ)さん(27)は「動画を見てもらい、下北のきれいな景色やおいしい食べ物を楽しみに来てほしい」とアピールする。[br][br] 「旅とは…本州最北を求めて」と題したPR動画は、同課の若手職員ら4人がスマートフォンと小型無人機ドローンで撮影。昨年10月に下北地域の5市町村と横浜町でロケを敢行した。[br][br] 動画は男性版と女性版の2種類。男性版は、下北半島を自動車で北上する設定で、横浜町から東通村の尻屋崎、むつ市の恐山、釡臥山展望台、大間町の普賢院などを巡り、大間港から津軽海峡フェリーで函館市へ向かうコースを提案。[br][br] 女性版は、フェリーで函館市から大間町に降り立ち、レンタカーで大間崎や佐井村の仏ケ浦、風間浦村の下風呂温泉郷などを回り、再びフェリーで函館市へ戻るルートを紹介する。最後には、船上で男女がすてきな出会いを果たす―といった構成に仕上げている。[br][br] それぞれ長さは約3分で、「東通天然ヒラメ刺身重」や大間のマグロ丼、崇徳寺の「寺ビール」といったご当地グルメもPR。男性版には夜のお楽しみとして、むつ市の神社横丁も盛り込まれた。[br][br] 新型コロナ収束後の個人インバウンド向けに、中国から弘前大大学院地域社会研究科に留学中の許さんが翻訳した、中国語バージョンや英語バージョンも制作した。[br][br] 動画について、許さんは「中国や台湾では、若い世代の一人旅がとても流行している。コロナ収束後、たくさんの人が来てくれるよう、自然も人も食もすばらしい下北を今からアピールしたい」と強調。菊池さんは「今回は秋に撮影したが、今後は春や夏の場面も撮影したい」と語った。[br][br] 動画は町観光協会のホームページや同協会のユーチューブで閲覧できる。大間町が制作した下北半島を巡る観光PR動画。上から男性版、女性版、フェリーで男女が出会うシーン。