八戸花火大会、入場者制限で開催へ 5670(コロナゼロ)発目指す

八戸市の夏の風物詩・八戸花火大会を主催する大会委員会(塚原隆市会長)は10日、同市のスポーツ研修センターで関係者合同会議を開き、大会を8月22日に開催する方針を決めた。昨年と同様、新型コロナウイルスの感染予防策として、会場の館鼻岸壁に入場で.....
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 八戸市の夏の風物詩・八戸花火大会を主催する大会委員会(塚原隆市会長)は10日、同市のスポーツ研修センターで関係者合同会議を開き、大会を8月22日に開催する方針を決めた。昨年と同様、新型コロナウイルスの感染予防策として、会場の館鼻岸壁に入場できるのは招待客と有料観覧席の購入者に制限。打ち上げ発数は新型コロナの終息を願って5670(コロナゼロ)発を目指す。今後の感染状況を踏まえ、中止の可能性があることも確認した。[br][br] 午後7時にスタートし、1時間程度で終了する。観覧客の上限は5千人とし、屋台などの出店は認めない。観覧客は東運動公園近くの「青潮小用地」に駐車し、そこからシャトルバスで移動する。悪天候の場合は8月29日に延期する。[br][br] 開催資金については市内の企業や団体から協賛金を募るほか、クラウドファンディング(CF)を初めて活用し、全国から広く協力を得る方針。観覧チケットは7月ごろに販売予定で、販売方法を含めて今後調整する。[br][br] 同日の会議には関係機関から約60人が出席。開催方針などへの異論は出なかった。塚原会長は取材に「東日本大震災から10年の節目の大会になる。関係機関と協議し、開催を前提に準備を進めたい」と述べた。