十和田で太素祭 新渡戸傳翁ら親子3代たたえる

太素塚の前で奉納された稲生大権現舞
太素塚の前で奉納された稲生大権現舞
十和田市発展の礎となる三本木原台地の開拓に尽くした新渡戸傳翁ら親子3代をたたえる太素祭の参拝行事が4日、同市の太素塚で行われた。今年は傳翁の没後150周年に当たり、参拝者約45人が偉業に感謝するとともに、歴史を受け継ぐ決意を新たにした。 人.....
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 十和田市発展の礎となる三本木原台地の開拓に尽くした新渡戸傳翁ら親子3代をたたえる太素祭の参拝行事が4日、同市の太素塚で行われた。今年は傳翁の没後150周年に当たり、参拝者約45人が偉業に感謝するとともに、歴史を受け継ぐ決意を新たにした。[br][br] 人工河川・稲生川の上水に成功した1859年5月4日を記念する恒例行事。昨年は新型コロナウイルスで中止になっていたため、市民有志による太素祭実行委員会(高見達也会長)主催で2年ぶりに開かれた。[br][br] 式典では親子3代の墓所に稲生大権現舞が奉納され、出席者が献花した。新渡戸家次期当主の新渡戸常憲さんは「いつまでも太素塚が人々の憩いの場であるよう希望を持ってまい進していく」とあいさつした。[br][br] 太素祭は3~5日に開かれ、高校生ボランティアが手掛けたクイズラリーや史跡ガイドツアーなども行われた。太素塚の前で奉納された稲生大権現舞