米アップルの囲い込み批判/「フォートナイト」運営のエピック・ゲームズ

【ニューヨーク共同】人気ゲーム「フォートナイト」を運営する米エピック・ゲームズが、課金方法を巡る争いから米アップルを独占禁止法違反と訴えた裁判が3日、カリフォルニア州の連邦地裁で始まった。エピックは、アプリ市場「アップストア」からゲームを削.....
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 【ニューヨーク共同】人気ゲーム「フォートナイト」を運営する米エピック・ゲームズが、課金方法を巡る争いから米アップルを独占禁止法違反と訴えた裁判が3日、カリフォルニア州の連邦地裁で始まった。エピックは、アプリ市場「アップストア」からゲームを削除したアップルに対し、独占的な地位を使って開発者と消費者を囲い込んでいると批判した。 [br][br] これに対しアップルは、消費者はアップストア以外にも選択肢があると反論した。訴訟は巨大ITの独占的な地位について司法がどのような判断を下すかの試金石となるため注目されている。 [br][br] エピックは冒頭陳述で、アップルが「壁に囲われた庭」を作っていると主張、全てのアプリ開発者のために訴訟を起こしたと述べた。アップルはフォートナイトの収益の大半はアップル以外のプラットフォーム(サービス基盤)から得られているとして独占には当たらないと指摘した。 [br][br] エピックは昨年8月、ゲームアプリ内でアップルに支払う30%の手数料を回避する課金システムを導入。アップルが規約違反を理由にゲームアプリを削除したため、エピックが訴訟に踏み切った。本訴訟に先立ってエピックが削除の差し止めを求めた裁判では請求が退けられ、配信停止が続いている。エピックは米グーグルも提訴している。