聖火、沖縄戦の激戦地に

 沖縄県糸満市の平和祈念公園で始まった聖火リレー=2日午前
 沖縄県糸満市の平和祈念公園で始まった聖火リレー=2日午前
東京五輪の聖火リレーは2日、沖縄県での2日目を迎えた。ランナーは沖縄戦最後の激戦地、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園を走行。午後には離島の座間味村の海上で「海人(うみんちゅ=漁師)」伝統の手こぎ舟「サバニ」が聖火を運ぶ。 米軍統治下の沖.....
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 東京五輪の聖火リレーは2日、沖縄県での2日目を迎えた。ランナーは沖縄戦最後の激戦地、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園を走行。午後には離島の座間味村の海上で「海人(うみんちゅ=漁師)」伝統の手こぎ舟「サバニ」が聖火を運ぶ。[br][br] 米軍統治下の沖縄から始まった1964年東京五輪の聖火リレーで第1走者を務めた宮城勇さん(78)が、再び聖火を手に走る。[br][br] 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、沖縄本島では公道のリレーを中止した。平和祈念公園でも、観客の密集を避けるため走行ルートに近づけないよう立ち入りを制限。公園内の石碑「平和の礎(いしじ)」にいた近所の男性(80)は「一生に一度の機会と思って見に来たが、これでは見えない。残念だ」と悲しそうだった。 沖縄県糸満市の平和祈念公園で始まった聖火リレー=2日午前