八戸、階上で「こども宅食おすそわけ便」 世帯に食材など無償提供

食材や学用品などを無償で提供した「こども宅食おすそわけ便」
食材や学用品などを無償で提供した「こども宅食おすそわけ便」
社会福祉法人やNPO法人が主体となって、生活困窮世帯に食料などを無償で提供する「こども宅食おすそわけ便」が25日、八戸市と階上町の計8カ所で開かれた。各会場には多くの子育て世帯が来場し、食材やお菓子、日用品などを受け取った。 企業や市民らか.....
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 社会福祉法人やNPO法人が主体となって、生活困窮世帯に食料などを無償で提供する「こども宅食おすそわけ便」が25日、八戸市と階上町の計8カ所で開かれた。各会場には多くの子育て世帯が来場し、食材やお菓子、日用品などを受け取った。[br][br] 企業や市民らから寄付があった食材や日用品の配達や、フードパントリーによる配布を通して、孤立しがちな困窮世帯に対し、必要な支援に結び付けるのが狙い。地域内で一斉に開催することにより、困窮者が気兼ねなく来場できるようにし、相談窓口の周知につなげる目的もある。[br][br] 青森県社会福祉協議会が事務局となり、各地域の市民団体などが運営を担う取り組みで、これまでに八戸、三沢、青森、五所川原の各地域で開かれている。[br][br] 八戸地域の社会福祉法人など8団体が参加。このうち、八戸市の長者公民館では、NPO法人ワーカーズコープがフードパントリーと食材の配達を行い、来場した親子連れが食材や学用品などを選んでいた。同法人の工藤克祥さんは「支援を必要としている家庭も度々見受けられるため、取り組みを継続していきたい」と話している。[br][br] 次回は6月27日に開催。5月22日には、同市のマチニワで中高生向けのおすそわけ便も開催する。食材や学用品などを無償で提供した「こども宅食おすそわけ便」