米アップル、利益2倍 アイフォーン販売が伸長

 米ニューヨークの店舗に設置されたアップルのロゴ=2020年3月(AP=共同)
 米ニューヨークの店舗に設置されたアップルのロゴ=2020年3月(AP=共同)
【ニューヨーク共同】米アップルが28日発表した2021年1~3月期決算は、純利益が前年同期の2・1倍の236億3千万ドル(約2兆5700億円)と大幅増益だった。売上高は54%増の895億8400万ドルと大きく伸びた。主力のiPhone(アイ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 【ニューヨーク共同】米アップルが28日発表した2021年1~3月期決算は、純利益が前年同期の2・1倍の236億3千万ドル(約2兆5700億円)と大幅増益だった。売上高は54%増の895億8400万ドルと大きく伸びた。主力のiPhone(アイフォーン)が販売を大きく伸ばしたことが貢献した。[br][br] アップルは4~6月期の詳細な業績予想は公表しなかったが、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は電話会見で世界的な半導体不足が打撃となる可能性に言及した。主にタブレット端末「iPad(アイパッド)」やパソコン「マック」の生産に影響が出て、売上高が最大で40億ドル下ぶれる恐れがあるという。[br][br] 1~3月期のアイフォーンの売り上げは66%増の479億3800万ドルだった。昨年10月から順次投入した第5世代(5G)移動通信システムに対応した新機種「12」が好調で、新規購入と買い替え需要がともに旺盛だった。[br][br] マックと、アプリ販売や音楽配信などのサービス部門の売上高は四半期ベースで過去最高を更新した。アイパッドは79%増、腕時計型端末などの周辺機器部門も25%増と引き続き好調だった。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務やオンライン学習が定着したことが追い風となった。[br][br] 地域別では、中国と香港、台湾が合わせて87%増と大幅プラス。日本は49%増、米州が35%増、欧州が56%増だった。 米ニューヨークの店舗に設置されたアップルのロゴ=2020年3月(AP=共同)