八戸税関3月貿易概況 貿易額159億円、2カ月ぶり減少

八戸税関支署は27日、3月の管内貿易概況を公表した。実績があったのは八戸港とむつ小川原港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比27・4%減の159億300万円と2カ月ぶりに減少した。鉄鋼や一般機械が好調だった一方、タンカーなど船舶類の輸出や、.....
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 八戸税関支署は27日、3月の管内貿易概況を公表した。実績があったのは八戸港とむつ小川原港。輸出入を合わせた貿易額は前年同期比27・4%減の159億300万円と2カ月ぶりに減少した。鉄鋼や一般機械が好調だった一方、タンカーなど船舶類の輸出や、液化天然ガス(LNG)の輸入がなかったことが貿易額を引き下げた。[br][br] 輸出額は26・8%減の50億7900万円と2カ月ぶりに減少。中国向けの鉄鋼(17億7200万円)や半導体製造装置などの一般機械(16億6200万円)が増えた一方、魚介類および同調製品(2億5900万円)や原皮および毛皮(3400万円)などが減った。船舶類の輸出はなかった。[br][br] 輸入額は27・7%減の108億2400万円と3カ月連続の減少。電気機器(12億9千万円)や金属製品(6億4300万円)は増えたが、ウッドチップ(6億1300万円)や石炭・コークス・練炭(2億1100万円)が減り、LNGは皆無だった。[br][br] コンテナ通関本数(実入り20フィート換算)は輸出が64本増の1065本、輸入は169本増の1432本。八戸港に入港した外国貿易船は6隻増の46隻だった。