青森県内で7人コロナ感染 入院者数は過去最多の78人

青森県は26日、青森市で5人、弘前保健所管内で2人の計7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染者数は累計1489人。入院者数は過去最多の78人に上り、県が確保している病床193床に対する病床使用率は40・4%となった。 .....
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 青森県は26日、青森市で5人、弘前保健所管内で2人の計7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染者数は累計1489人。入院者数は過去最多の78人に上り、県が確保している病床193床に対する病床使用率は40・4%となった。[br][br] 青森市で感染が判明した人のうち、20代と80代以上の女性は、クラスター(感染者集団)が発生した青森慈恵会病院の入院患者または職員。同病院や障害者施設、5飲食店が絡む一連のクラスターの規模は、県外分も含め235人に拡大した。[br][br] クラスターが発生した陸上自衛隊青森駐屯地では新たに10代1人の感染が判明。規模は関連を含め14人となった。同市の残る40代女性と10代は感染経路不明。[br][br] 弘前管内の50代と40代の男性は、既に感染が判明した人の職場関係者と知人だった。[br][br] 感染者数の増加で、病床使用率は国の分科会が示す感染状況のステージのうち、2番目に深刻な「ステージ3」の指標(20%)を超える状況が続いている。[br][br] 県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「一般の医療に影響を及ぼす状況ではない」としつつも、「このまま感染者が増えれば医療体制が逼迫(ひっぱく)しかねない」と危機感を強めている。