温室効果ガス排出量 30年度までに3割減 青森県など宣言採択

「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」の宣言文を手にする三村申吾知事(中央)=26日、青森市
「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」の宣言文を手にする三村申吾知事(中央)=26日、青森市
政府が掲げる2050年までの温室効果ガス排出ゼロを達成しようと、青森県などで構成する「2021年度もったいない・あおもり県民運動推進会議」(会長・三村申吾知事)は26日、「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」を採択した。温室効果ガス排出量を30年.....
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 政府が掲げる2050年までの温室効果ガス排出ゼロを達成しようと、青森県などで構成する「2021年度もったいない・あおもり県民運動推進会議」(会長・三村申吾知事)は26日、「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」を採択した。温室効果ガス排出量を30年度までに、基準となる13年度の1万6184トンから31%削減を目指す。[br][br] 三村知事は2月の県議会定例会で、50年までの温室効果ガス排出ゼロを目指す考えを表明していた。県資料によると、削減を一切行わなかった場合、100年後に県内の年間平均気温が約4・7度上昇する。[br][br] 26日に青森市で開かれた会合では、県や市町村、県内の関係団体などから約80人が出席。三村知事はあいさつで「県民運動が持続的に発展できるよう推進していく」と述べた。[br][br] 県は本年度、脱炭素社会に向けた機運醸成として、フォーラムの開催や環境に優しい通学、通勤を指す「スマートムーブ」の周知などに力を入れていく。「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」の宣言文を手にする三村申吾知事(中央)=26日、青森市