【ワッツ-福島】ホーム2連勝ならず 一時逆転、執念見せる

青森ワッツが今季50敗目を喫した。最大18点差を挽回し、第4クオーター(Q)にはリードを奪う場面もあったが、勝ちきれなかった。北谷稔行アソシエイトヘッドコーチ(AHC)は「立ち上がり(の拙守)がすべて」と厳しい表情で敗因を挙げた。 今季初の.....
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 青森ワッツが今季50敗目を喫した。最大18点差を挽回し、第4クオーター(Q)にはリードを奪う場面もあったが、勝ちきれなかった。北谷稔行アソシエイトヘッドコーチ(AHC)は「立ち上がり(の拙守)がすべて」と厳しい表情で敗因を挙げた。[br][br] 今季初のホーム連勝へ気合十分の青森。序盤は速攻を狙ってきた相手に、選手たちの戻りが遅かったことで対処しきれず、失点を重ねた。第2Qを終えて14点差と劣勢に立たされた。[br][br] ただ、青森はそのままズルズルと引き下がらなかった。ベンチからの「ディフェンスの強度を上げろ」との指示に応えて、第3Q開始5秒、池田祐一が相手のミスを突いてボールを奪うと、そのままジャンプショットを決めた。守っては気迫満点のオールコートディフェンスでチームを鼓舞。「ボールを持ったら、とにかく思い切っていく」と、自ら果敢にゴールに向かって切り込んだ。[br][br] これに呼応するように下山大地、ビリシベ実会が3点シュートを沈めるなどチームが一つになって徐々に差を縮め、第4Q途中にはリードを奪った。敗れたとはいえ、勝利への執念を見せた。それだけに、北谷AHCは「立ち上がりの失点がなければ…」と残念がった。[br][br] 池田は「ブースターに勝利を届けたかった」と唇を噛んだ。プレーオフ進出の道が絶たれている以上、今季は残り1試合。北谷AHCは「最終戦に向けてしっかりと修正していく」と気を引き締めた。