青森県内で20人コロナ感染 弘前管内で新たにクラスター

青森県は25日、青森市13人、弘前保健所管内7人の計20人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。障害者に福祉サービスを提供する弘前管内の通所型事業所で利用者または職員が6人、関連も含めると計9人の感染が分かり、新たにクラスター(感染.....
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 青森県は25日、青森市13人、弘前保健所管内7人の計20人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。障害者に福祉サービスを提供する弘前管内の通所型事業所で利用者または職員が6人、関連も含めると計9人の感染が分かり、新たにクラスター(感染者集団)が発生。また、入院していた80代以上の感染者=青森市在住、性別非公表=が24日に亡くなり、新型コロナに関連する死者数は22人となった。県内の感染者は累計1482人。[br][br] 弘前管内のクラスターに関わる新たな感染者はいずれも管内在住。事業所の利用者または職員は10代2人、20代と30代の男性各1人の計4人。10歳未満1人と、22日陽性判明の40代女性と同居していた40代男性は事業所と関連があった。[br][br] これまでに感染が確認されていた10代2人が事業所と関係があり、約30人を検査した結果、クラスターが判明した。[br][br] 職員らの検査は30人程度残っており、検査対象者は今後増える見通し。利用者を特定できているとして事業所名は公表していない。[br][br] 青森市の障害者施設や医療機関、5飲食店が絡んだクラスター関連では同市の10代2人、40代男性2人、40代女性、60代男性が新たに感染。一連の感染者は県外の2人を含め233人。[br][br] これとは別のクラスターでは飲食店に関連して同市の30代女性、職場関連で同市の30代と50代の男性各1人が感染した。[br][br] 関連も含め4人の感染が見つかった市保健所関連では、新たに30代男性職員が陽性となった。同市の10代と30代男性、40代男性、弘前管内の30代男性の感染経路は調査中。[br][br] 入院者数は72人で、前日(67人)に引き続き過去最多。県内の病床数は193床で、使用率は37・3%となった。