2年ぶり船凍メバチマグロ販売/八戸市第2魚市場

入札に先立ち荷さばき所D棟に陳列された船凍メバチマグロ=23日、八戸市第2魚市場
入札に先立ち荷さばき所D棟に陳列された船凍メバチマグロ=23日、八戸市第2魚市場
北東大西洋で漁獲された船凍メバチマグロ2・2トン(61匹)が23日、八戸市第2魚市場で販売され、入札の結果、10キロ当たり8500~5500円の値が付いた。船凍ものは漁獲直後に船内で凍結させるため、生より鮮度が高い。関係者は生マグロの需要が.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 北東大西洋で漁獲された船凍メバチマグロ2・2トン(61匹)が23日、八戸市第2魚市場で販売され、入札の結果、10キロ当たり8500~5500円の値が付いた。船凍ものは漁獲直後に船内で凍結させるため、生より鮮度が高い。関係者は生マグロの需要がある八戸で新たな市場開拓を狙う。[br][br] 同市の漁業会社・丸吉(川村嘉朗社長)の遠洋大型マグロはえ縄漁船「第38正進丸」が今年2月に漁獲したメバチマグロの一部で、八戸での販売は2年ぶり。残りのほぼ全量が清水港(静岡)に水揚げされた。[br][br] 市場関係者によると、値段はコロナ禍の中、まずまずの水準に踏みとどまった。丸吉の関川順悦常務は「八戸は(マグロ需要の)下地があり、今後につなげたい」と強調。落札した山千岩村商店(同市)の酒井博専務は「せっかくなので参加した。地元の人に船凍マグロの良さを知ってもらえば」と話した。入札に先立ち荷さばき所D棟に陳列された船凍メバチマグロ=23日、八戸市第2魚市場