農業体験民泊、本年度は一部再開へ 三八地方農業観光振興協

三八地方農業観光振興協議会(会長・工藤祐直南部町長)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年度中止にした農業体験民泊を、本年度は一部再開することを決めた。22日開いた同協議会の理事会で報告した。同協議会が行ったアンケートで、参加する農家の.....
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 三八地方農業観光振興協議会(会長・工藤祐直南部町長)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年度中止にした農業体験民泊を、本年度は一部再開することを決めた。22日開いた同協議会の理事会で報告した。同協議会が行ったアンケートで、参加する農家の一部が受け入れの意向を示したため、国内の学校や団体なら民泊約60人まで、県内からの日帰り体験は約100人まで受け入れが可能となった。毎年訪れていた大人数の修学旅行の民泊受け入れは依然厳しいが、本格再開に向け一歩前進した。[br][br] 同協議会はこれまで、国内外から民泊を受け入れてきた。新型コロナ拡大以降は、消毒液の設置やガイドラインの作成などを進めてきたが、昨年8月に全ての受け入れ中止を決定した。[br][br] アンケートでは、14世帯(1世帯当たり4人の受け入れを想定)の農家が、国内学校や団体の受け入れを表明。県内からの日帰り体験については、25世帯が受け入れが可能とした。[br][br] 一方、修学旅行で毎年訪れていた大規模校に対しては、受け入れの中止を通知。現在、人数の条件に合う県内外2校の民泊と日帰り体験にそれぞれ参加することが決まっている。[br][br] 理事会で工藤町長は「受け入れ農家と緊密な連携を図りながら、これからも本格的な交流再開を目指していきたい」と強調した。