日本の富豪上位50人、1年で資産5割増 計27兆円に

 フォーブス・アジアの日本長者番付
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【シンガポール共同】フォーブス・アジアは22日、日本の富豪上位50人の合計資産がここ1年で前年に比べ48%増の2490億ドル(約26兆9千億円)となったと発表した。株式相場の活況が要因。新型コロナウイルスの流行で日本国内では飲食店の倒産や雇.....
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 【シンガポール共同】フォーブス・アジアは22日、日本の富豪上位50人の合計資産がここ1年で前年に比べ48%増の2490億ドル(約26兆9千億円)となったと発表した。株式相場の活況が要因。新型コロナウイルスの流行で日本国内では飲食店の倒産や雇い止めが広がっており、格差が拡大したと言えそうだ。[br][br] フォーブス・アジアの2021年版の長者番付によると、上位50人全員が資産10億ドル超の「ビリオネア」となったのは初めて。1位はソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長で、資産は444億ドル。SBGが運営する巨額投資ファンドの投資先企業の上場が相次ぎ、孫氏が保有するSBGの株高を後押しした。[br][br] 2位はカジュアル衣料品店ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長で、420億ドルだった。柳井氏の資産は1年で90%以上増えた。[br][br] 長者番付の新顔では、勢いのある新興企業の経営者が目立った。医療従事者専用サイト運営「エムスリー」の創業者の谷村格氏が40位。企業向けの経理システムなどを手掛ける「ラクス」の創業者、中村崇則氏が45位に入った。 フォーブス・アジアの日本長者番付