公園に花で「百」の字 百石高生が環境整備

ビオラを植える生徒
ビオラを植える生徒
青森県立百石高(中村豊校長)食物調理科の1年生37人が15日、おいらせ町いちょう公園で園内の環境整備を行い、北側の池の近くに設けられた花壇にビオラ約360株を植え、地域住民らの憩いの場を華やかに彩った。 同科1学年による毎年の恒例行事。昨年.....
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 青森県立百石高(中村豊校長)食物調理科の1年生37人が15日、おいらせ町いちょう公園で園内の環境整備を行い、北側の池の近くに設けられた花壇にビオラ約360株を植え、地域住民らの憩いの場を華やかに彩った。[br][br] 同科1学年による毎年の恒例行事。昨年度は新型コロナウイルスの影響で実施日が休校期間と重なり、生徒は活動できなかった。[br][br] 生徒はスコップを手に熱心に作業。将棋の駒の形をした花壇の中央部に、ビオラを1株ずつ丁寧に植え付け、百石高の「百」の字を浮かび上がらせた。[br][br] 花壇の縁石は、同科の生徒らが2006年、ホッキガイの殻やおからなどをセメントと混ぜて作ったもの。この日は肥料として、昨年度の調理実習で出た生ごみを基にした堆肥を使っており、生徒たちは花壇での作業を通じ、公園に潤いをもたらすとともに、資源の有効活用を学んだ。[br][br] 将来はケーキ店を開きたいという石橋茜季(さき)さん(15)は「思っていたより大変だったが、クラス全員で取り組むことができて楽しかった。公園の中を歩く人たちに見てほしい」と充実した表情を見せた。ビオラを植える生徒