【マルシェ情報局】国産も多いキウイ コロナ禍で注目

手軽にビタミンCなどの栄養素を摂取できるとして注目度が高まるキウイ=9日
手軽にビタミンCなどの栄養素を摂取できるとして注目度が高まるキウイ=9日
ニュージーランド産のイメージが強いキウイ。ただ、秋から冬にかけては国産も多く登場。最近では、新型コロナウイルスが拡大する中、手軽にビタミンCなどの栄養素を摂取できるとして注目度を高めている。 国内の産地は愛媛県や福岡県、山梨県など全国各地に.....
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 ニュージーランド産のイメージが強いキウイ。ただ、秋から冬にかけては国産も多く登場。最近では、新型コロナウイルスが拡大する中、手軽にビタミンCなどの栄養素を摂取できるとして注目度を高めている。[br][br] 国内の産地は愛媛県や福岡県、山梨県など全国各地に点在。毎年10月末から収穫され、市場では12月から翌年4月ごろまで出回る。八戸市中央卸売市場では、1キロ450~500円ほどで取引されている。[br][br] 品種は、グリーンとヘイワードが主流。甘味と共にしっかりとした酸味があり、熟すにつれてバランスが良く、味わい深いキウイとなる。[br][br] ニュージーランド産では、以前はグリーンが多かったが、最近はゴールドの人気が高い。そのほとんどがキウイの生産販売会社「ゼスプリ」が開発し生産している。一般的なキウイと比べ果肉は黄色く、糖度が高いのが特徴だ。[br][br] 「ニュージーランドの印象が強く、国産はまだまだ知名度が低い」と話すのは、八戸中央青果果実部の久保田幸博部長。「スーパーなどで見掛けることができるのも今月いっぱい。海外産が増える前に、ぜひ国産キウイを味わってみてほしい」と話した。[br][br] ちなみに、世界で最もキウイを生産しているのは、意外にも中国。日本にはほとんど輸入されていないためなじみは薄いが、その生産量は世界全体の約半分を占めている。手軽にビタミンCなどの栄養素を摂取できるとして注目度が高まるキウイ=9日