八戸酒造の若手蔵人考案 日本酒3種「ミクシードシリーズ」順次販売

「ミクシードシリーズ」をPRする若手蔵人たち=15日、八戸市
「ミクシードシリーズ」をPRする若手蔵人たち=15日、八戸市
八戸酒造(駒井庄三郎社長)は、若手蔵人7人が考案した日本酒「Mixseed Series(ミクシードシリーズ)」を23日から順次販売する。異なる酒米やこうじを使って食前、食中、食後用とそれぞれ味わいの違う3種類を製造し、今月から3カ月連続で.....
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 八戸酒造(駒井庄三郎社長)は、若手蔵人7人が考案した日本酒「Mixseed Series(ミクシードシリーズ)」を23日から順次販売する。異なる酒米やこうじを使って食前、食中、食後用とそれぞれ味わいの違う3種類を製造し、今月から3カ月連続で新商品を投入する。青森県内外の酒店などで販売し、幅広い消費者に日本酒の魅力をアピールする。[br][br] 昨年に続いて2年目の取り組み。ミクシードは「Mix(混ぜる)」と「Seed(種)」を組み合わせた造語で、これからの酒造りを担う若手蔵人の思いを込めた。「八仙でフルコースを楽しむ」をテーマに20~40代の蔵人が3チームに分かれて3種類を醸した。[br][br] 第1弾として23日に販売する食前酒「アペロ」は、同社の主力商品「陸奥八仙」の中で初めて黒こうじを使用。すっきりとした酸味と甘みが感じられ、低アルコールの微発泡タイプに仕上げた。リーダーの中曽根恭介さん(26)は「日本酒になじみのない人や若い人に楽しんでほしい」と語った。[br][br] 食中酒「アコール・ドゥ・サケ」は県産の飯米「まっしぐら」を使い、白ワインのような香りが特徴。食事に合うようドライな飲み口で、かん酒でも楽しめるといい、5月14日から販売を始める。食後酒「ディジェスティフ」は県産の酒造好適米「華吹雪」を使用。米のうまみが強く、とろりとしたデザート系に仕上げた。6月11日からの販売を予定している。[br][br] 3千本ずつを製造し、1本720ミリリットル入り2200円(税込み)。[br][br] 問い合わせは、八戸酒造=電話0178(33)1171=へ。「ミクシードシリーズ」をPRする若手蔵人たち=15日、八戸市