三沢市が「子どもしあわせ憲章」制定 市民の行動、目標設定

三沢市が制定した「みさわ子どもしあわせ憲章」
三沢市が制定した「みさわ子どもしあわせ憲章」
三沢市は、次代を担う子どもの健やかな成長を願い、市民が一丸となって育てる行動指針「みさわ子どもしあわせ憲章」を制定した。「子ども」「家庭」「地域」の三つの視点で、子どもたちが夢と希望を持って元気に成長するように、みんなで育てていくための行動.....
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 三沢市は、次代を担う子どもの健やかな成長を願い、市民が一丸となって育てる行動指針「みさわ子どもしあわせ憲章」を制定した。「子ども」「家庭」「地域」の三つの視点で、子どもたちが夢と希望を持って元気に成長するように、みんなで育てていくための行動や目標を明確にした。今後、保護者や地域に配布するほか、学校など公共施設に掲示し、理念の浸透を図る。[br][br] 憲章の制定は、小桧山吉紀市長が2019年6月の市長選で公約に掲げた政策の一つで、制定は3月31日付。市は市職員によるプロジェクトチームを設置し、方針を作成。有識者からの提言やパブリックコメント(意見公募)、市内の小中学生や高校生の意見を踏まえ、内容の検討を重ねた。[br][br] 憲章は、視点ごとに「周りに感謝しみんなで仲良く生活する」(子ども)、「子どもの輝ける未来のために責任を持って子育てする」(家庭)、「一人一人が使命感を持ち地域一丸で子育てをサポートする」(地域)との行動目標を設定。[br][br] さらに、▽かけがえのない命を大切にし互いに助け合う▽子どもの個性を大切にしたくさんの愛情を注ぐ▽子どもたちが安心して集い自分らしさを出せるような居場所をつくる―など計10項目の行動指針を掲げ、市民の認識の共有化を図る。[br][br] 市政策調整課の前川原浩貴課長補佐は「市民がみんなで子育てをするための指針。『三沢は子育てがしやすいまち』だと広くPRしたい」と話す。三沢市が制定した「みさわ子どもしあわせ憲章」