4月14日は「椅子の日」 隈氏デザインの3作公開

 隈研吾氏(左)がデザインした椅子と、写真に納まる松岡市郎町長=14日午後、北海道東川町
 隈研吾氏(左)がデザインした椅子と、写真に納まる松岡市郎町長=14日午後、北海道東川町
家具作りが盛んな北海道東川町は14日、日本記念日協会(長野県佐久市)に同日が「椅子の日」に登録されたと発表した。同町であった記念式典で建築家の隈研吾氏がデザインし、町の職人が作った椅子3脚をお披露目。松岡市郎町長は「仕事や家族のだんらんなど.....
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 家具作りが盛んな北海道東川町は14日、日本記念日協会(長野県佐久市)に同日が「椅子の日」に登録されたと発表した。同町であった記念式典で建築家の隈研吾氏がデザインし、町の職人が作った椅子3脚をお披露目。松岡市郎町長は「仕事や家族のだんらんなどを支える椅子に感謝する日にしたい」と話した。[br][br] 「良い(4)椅子(14)」の語呂合わせが由来。三つの椅子のうち一つは背もたれや座面を含めて全面的に格子状にする一方、木を曲げて流麗に。式典に出席した隈氏は職人の技や挑戦意欲をたたえ、「世界が大量生産から手作りにかじを切ろうとしている中で、東川はその象徴になり得る。世界に発信する手助けをしたい」と語った。[br][br] 町によると、高級家具として知られる「旭川家具」の約3割は東川町で生産されている。隈氏は新国立競技場を手がけるなど、木のぬくもりあふれる設計が高く評価されている。昨年2月に東川町を訪れ、町づくりに共感したという。 隈研吾氏(左)がデザインした椅子と、写真に納まる松岡市郎町長=14日午後、北海道東川町