【松山マスターズV】日本人初挑戦から85年で快挙

 日本男子の主なメジャー上位成績
 日本男子の主なメジャー上位成績
日本勢で初めてマスターズの舞台を踏んだのは1936年の第3回大会に出た陳清水と戸田藤一郎だった。2009年に石川遼が17歳で出場するまで、21歳だった戸田が最年少出場だった。 戦争による空白を挟み、58年の中村寅吉と小野光一が挑戦を再開。日.....
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 日本勢で初めてマスターズの舞台を踏んだのは1936年の第3回大会に出た陳清水と戸田藤一郎だった。2009年に石川遼が17歳で出場するまで、21歳だった戸田が最年少出場だった。[br][br] 戦争による空白を挟み、58年の中村寅吉と小野光一が挑戦を再開。日本で一時代を築いた「AON」の初出場は、尾崎将司が72年、青木功は74年、中嶋常幸が78年だった。19度出場の尾崎将は2度目だった73年の8位、14度出場の青木は85年の16位が最高成績。中嶋は86年に8位、91年に10位となった。[br][br] 長く7千ヤード前後だったオーガスタは2000年代になって距離を増し、苦しむ日本勢も多かった。01年に伊沢利光が史上最高を更新する4位に入ったが、06年まで9年連続出場した丸山茂樹02年に14位となった後は予選落ちが続いた。09年に片山晋呉が8度目の出場で4位と奮闘した。[br][br] 11年には3度目の石川が20位、初出場の松山英樹がベストアマチュアに輝く27位と、19歳だった2人が健闘。松山は15年に日本選手最少スコアの277で5位に入るなど着実に経験を重ね、快挙につなげた。 日本男子の主なメジャー上位成績