【ヴァンラーレ-岩手】後半の猛攻しのげず完敗

【八戸―岩手】後半、攻め上がる八戸の島田拓海=11日、八戸市のプライフーズスタジアム
【八戸―岩手】後半、攻め上がる八戸の島田拓海=11日、八戸市のプライフーズスタジアム
ホームでの連勝を目指した八戸が、首位を走る岩手にあえなくはね返された。前半こそ全員のハードワークで好機を作ったが生かせず、運動量が落ちた後半は岩手の猛攻をしのげず3失点。葛野昌宏監督は「後半気の抜けたプレーから失点してしまい、最後まで自分た.....
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ホームでの連勝を目指した八戸が、首位を走る岩手にあえなくはね返された。前半こそ全員のハードワークで好機を作ったが生かせず、運動量が落ちた後半は岩手の猛攻をしのげず3失点。葛野昌宏監督は「後半気の抜けたプレーから失点してしまい、最後まで自分たちのペースをつかめなかった」と完敗を認めた。[br][br] 後半4分、相手のコーナーキックをしのいだ直後、素早いリスタートに対応し切れず先制された。その3分後にも再び失点。今節がJリーグデビュー戦だったDF廣瀬智行は「セットプレーからの流れで一瞬集中が切れた。もったいない失点だった」と対応の甘さを反省した。[br][br] 八戸は流れを変えるべく、後半19分に前線のメンバーを一気に3人入れ替えたが、これが裏目になった。その3分後にFW佐々木快が負傷退場。交代カードを使い切っていたため、その後は10人での戦いを余儀なくされた。[br][br] サイドを起点に反撃を試みたが、結局、ゴールネットを揺らすことはできず、詰め掛けた1500人以上のサポーターに勝利を届けることができなかった。FW黒石貴哉は「どこでボールを奪うかが明確になっておらず、後手後手になってしまった」と無念そうな表情を浮かべた。[br][br] 次戦は2週間後の敵地での熊本戦。黒石は「チームの重視している守備の部分で、練習からみんなで声を掛け合っていきたい」と守備力強化へ意欲を燃やした。【八戸―岩手】後半、攻め上がる八戸の島田拓海=11日、八戸市のプライフーズスタジアム