【新型コロナワクチン】高齢者接種きょう開始/青森県内は青森、むつ両市

65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が12日、全国各地の自治体で始まる。約3600万人が対象で、人口の3割近くに上る。政府は新型コロナの重症者や死者をできる限り減らすために、重症化リスクの高い高齢者を、医療従事者に.....
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 65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が12日、全国各地の自治体で始まる。約3600万人が対象で、人口の3割近くに上る。政府は新型コロナの重症者や死者をできる限り減らすために、重症化リスクの高い高齢者を、医療従事者に次ぐ優先対象とした。青森県内では同日、青森、むつ両市で接種が行われる。[br][br] 接種するのは米製薬大手ファイザーが開発したワクチンで、感染後の発症や重症化を防ぐ効果が確認されている。接種は2回必要で、1回目から原則3週間後に2回目を打つ。[br][br] ワクチンは5日の週に計100箱(1箱約500人分、計約5万人分)が各都道府県にまず送られた。第2、第3弾は12日の週と19日の週で、配送量はそれぞれ5倍に増える。26日の週には全市区町村に各1箱配送され、接種が本格化。その後は自治体の需要に応じて配布する。[br][br] 政府は、2月17日から医療従事者への先行接種を開始。高齢者の後は、64歳以下で慢性の心臓病といった基礎疾患のある人や高齢者施設の従事者を対象に順次、接種を進める方針。