３月倒産５件、負債７億１００万円／青森県内企業

2021年4月9日 15:38

民間信用調査会社の帝国データバンク青森、八戸両支店は９日までに、青森県内企業の３月の倒産集計を公表した。負債額１千万円以上の倒産件数は５件（前年同月比７件減）で、負債額は７億１００万円（２２億７千万円減）だった。　　地区別で見ると、八戸市３.....

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　民間信用調査会社の帝国データバンク青森、八戸両支店は９日までに、青森県内企業の３月の倒産集計を公表した。負債額１千万円以上の倒産件数は５件（前年同月比７件減）で、負債額は７億１００万円（２２億７千万円減）だった。　[br][br]　地区別で見ると、八戸市３件、十和田市１件、弘前市１件。業種別では卸売業２件、小売業２件、サービス業１件。要因はいずれも「受注・販売不振」で、法的整理別は「破産」と「特別清算」だった。　[br][br]　両支店は３月の倒産状況について、「倒産件数は抑制された状態が続いており、資金繰り支援策が一定の効果を発揮している」と分析。　[br][br]　一方、「売り上げ減少に対して支援策が追い付かないケースも出てきており、観光、飲食、運輸といった新型コロナウイルスの影響を受ける業種を中心に当面は厳しい環境が続く」と指摘している。