八戸市内で英会話スクールを運営する山根京子さん=同市=が5日、青森県内40市町村の名産品や祭りなどのイラストが描かれたカードで遊ぶ絵合わせゲーム「あおもりアッテラ!」を、みさわ国際交流協会(月舘学会長)に寄贈した。同日は三沢市国際交流教育センターで、同協会の日本語講座で学ぶ米国人女性2人らが遊び、楽しみながら青森の魅力に触れた。[br][br] 山根さんは今回、県内に住む外国人に青森のことを好きになってほしい―との思いから贈った。寄贈に当たり、今年2月にビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い行われたイベント「#(ハッシュタグ)オンライン青森冬景色2021」で、あおもりアッテラ!を留学生に贈る企画を展開し、参加者に協力金を募った。[br][br] この日は、おいらせ町に住むクリスティーン・マーフィーさんと、米軍三沢基地内居住のクリス・ギルピンさんが挑戦。すぐにルールを覚え、2枚のカードから同じ絵柄を見つけては「アッテラ!」と声に出して次々とカードを獲得した。[br][br] 2人は知っている絵柄を見つけると喜んだり、知らない絵柄については山根さんらに教えてもらったり。ゲームは盛り上がり、2人の歓声が響いた。[br][br] ギルピンさんは「展開が早くて楽しい。知識を学べる面白いゲームだ」と絶賛。マーフィーさんは「イラストがカラフルでかわいらしく、子どもも楽しめそう」と笑顔を見せた。[br][br] 山根さんは「すぐに参加者の距離が近くなるのがいい。寄贈できて良かった」と喜び、さらなる活用に期待を寄せた。