大平洋金属、アミタHDと資本業務提携

八戸市にフェロニッケルの製造拠点がある大平洋金属(本店・東京)は5日、資源リサイクル事業などを手掛ける「アミタホールディングス」(HD、京都市)と資本業務提携を締結すると発表した。大平洋金属は収益基盤強化や事業の多角化を進めており、両社で連.....
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 八戸市にフェロニッケルの製造拠点がある大平洋金属(本店・東京)は5日、資源リサイクル事業などを手掛ける「アミタホールディングス」(HD、京都市)と資本業務提携を締結すると発表した。大平洋金属は収益基盤強化や事業の多角化を進めており、両社で連携し、ニッケルなどの資源循環や環境リサイクル事業の拡充を図る。[br][br] 両社が同日開いた取締役会で決議した。大平洋金属は、アミタHDの筆頭株主である「山﨑砂利商店」(大津市)が保有する株式の33・18%を取得する。取得額は10億4372万円。株式取得と資本業務提携契約締結は6日に実行する予定。[br][br] 大平洋金属によると、両社は▽ニッケルなどの循環調達モデルの構築▽循環経済を軸とした、国内外への新規共同事業による持続的な収益源の拡大▽カーボン・ゼロ社会実現に向けた新規事業開拓▽八戸エリアを中心とする地域と産業の活性化―などを実施するとしており、具体的な内容は今後両社で協議するという。[br][br] 大平洋金属は2020年3月期の連結売上高441億3300万円。アミタHDは20年12月期の連結売上高46億800万円。