世界遺産登録へ機運アップ 是川縄文館ボランティアを激励

本年度の活動への決意を述べる山地實さん(左)とボランティアのメンバー
本年度の活動への決意を述べる山地實さん(左)とボランティアのメンバー
今夏の世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産に含まれる是川遺跡を盛り上げようと、八戸縄文保存協会(栗村知弘会長)は2日、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館で、ボランティアの激励セレモニーを開いた。参加した18人が、.....
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 今夏の世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産に含まれる是川遺跡を盛り上げようと、八戸縄文保存協会(栗村知弘会長)は2日、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館で、ボランティアの激励セレモニーを開いた。参加した18人が、来場者に遺跡の魅力を伝える決意を新たにした。[br][br] ボランティアは館内展示室の解説や遺跡の案内、体験学習指導などを行っている。現在51人が登録しており、研修会を通して知識を蓄積するとともに、ガイド方法などを学んでいる。[br][br] セレモニーには、栗村会長、小林眞八戸市長、ボランティアら計約30人が出席。栗村会長は「世界遺産登録となれば、各地からたくさんの人が訪れ、忙しくなる。健康に留意してガイドを務めてほしい」、小林市長も「(登録されれば)是川に多くの人が訪れるきっかけになる。遺跡の素晴らしさを伝えてほしい」とそれぞれ激励した。[br][br] ボランティアを代表し、同市の山地實さん(75)は「世界遺産登録に期待して、元気よく頑張っていきたい」と意気込みを述べた。本年度の活動への決意を述べる山地實さん(左)とボランティアのメンバー