ユネスコ世界遺産委は7月開催 縄文遺跡群の審査予定

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は31日までに、2021年の世界遺産委員会を7月16~31日にオンラインで開くとウェブサイトで発表した。自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)と文化遺産候補「北海道・北東北の.....
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国連教育科学文化機関(ユネスコ)は31日までに、2021年の世界遺産委員会を7月16~31日にオンラインで開くとウェブサイトで発表した。自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)と文化遺産候補「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)の登録審査などが行われる予定。[br][br] 委員会に先立ちユネスコ諮問機関が各候補を登録すべきかどうか判定する勧告は、5月下旬ごろにも公表される見通し。[br][br] 新型コロナウイルスの影響で奄美・沖縄を審査予定だった20年の委員会は延期されており、21年分と合わせて審査する。ユネスコの日程案では、新規登録の審査は7月24~28日とされている。中国・福州での開催を予定していたが、オンラインに切り替えた。[br][br] 奄美・沖縄は島々に点在する広大な森林などに多くの絶滅危惧種が生息しており、生物多様性の豊かな地域として知られている。縄文遺跡群は青森市の三内丸山遺跡など縄文時代の集落跡や貝塚などで構成する。