熊本タクシー業界再編 コロナ禍で経営合理化

 記者会見で写真に納まる新会社「TaKuRoo」の役員ら=29日午前、熊本市
 記者会見で写真に納まる新会社「TaKuRoo」の役員ら=29日午前、熊本市
熊本市を中心にタクシー事業を展開する10社が合併、発足した新会社「TaKuRoo(タクルー)」が29日、事業戦略を発表した。新型コロナウイルス禍で経営が厳しさを増す中、運行管理部門の集約などで合理化を図る。保有台数は330台で県内最大に。新.....
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 熊本市を中心にタクシー事業を展開する10社が合併、発足した新会社「TaKuRoo(タクルー)」が29日、事業戦略を発表した。新型コロナウイルス禍で経営が厳しさを増す中、運行管理部門の集約などで合理化を図る。保有台数は330台で県内最大に。新会社は、地方都市のタクシー業界では大規模な再編としている。[br][br] 合併したのは肥後交通グループ(7社)と、ミハナグループ(3社)で、4月1日のサービス開始を予定。ドライバー不足を踏まえ、女性専用のトイレや休憩室を改修、企業内保育所も新設し女性が働きやすい環境を整備。野菜中心の食事を提供するキッチンカーも導入し高齢化する従業員の健康にも気配りする。[br][br] 新会社の小山剛司代表取締役は記者会見で「時代は荒波と分かっている。10社が培ってきた歴史を土台に、さまざまな取り組みをしていきたい」と話した。 記者会見で写真に納まる新会社「TaKuRoo」の役員ら=29日午前、熊本市