八戸市中学校理科教育研究会などに北東北科学技術教育賞

圓山重直理事長(左)から表彰を受ける西巻伸洋教諭
圓山重直理事長(左)から表彰を受ける西巻伸洋教諭
一般財団法人はちのへ科学技術研究会(理事長・圓山重直八戸高専校長)は24日、第1回北東北科学技術教育賞授賞式を開いた。表彰を受けたのは、八戸市中学校理科教育研究会と、中泊町立中里中の西巻伸洋教諭。中学生の科学への関心を高める活動が評価された.....
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 一般財団法人はちのへ科学技術研究会(理事長・圓山重直八戸高専校長)は24日、第1回北東北科学技術教育賞授賞式を開いた。表彰を受けたのは、八戸市中学校理科教育研究会と、中泊町立中里中の西巻伸洋教諭。中学生の科学への関心を高める活動が評価された。[br][br] 同賞は科学技術や理科教育発展のため、中学校などで独創性と発展性に富む実績を上げた北東北の個人や団体を表彰するもの。青森県内と岩手県北地方170校を対象に選考した。[br][br] 八戸市中学校理科教育研究会は約50年にわたり、生徒理科研究発表会を開催し、科学的思考力を育成。外部機関と連携した教員研修を充実させていることも評価された。[br][br] 西巻教諭は、発光ダイオード(LED)信号機への着雪防止対策に関する技術科の授業を6年間行っている。「プロペラを付けて雪を飛ばす」といった生徒の意見の実現を、企業と連携して試行錯誤。授業を通し、生徒は身近な事象への興味を高めているという。[br][br] 八戸高専で開かれた表彰式には西巻教諭が出席し、圓山理事長から表彰状を受け取った。西巻教諭は「今後も地域密着の活動を継続していきたい」と意欲を語った。圓山重直理事長(左)から表彰を受ける西巻伸洋教諭