聖火リレーあすスタート 被災地福島から国立目指す

 東京五輪 聖火リレーの日程
 東京五輪 聖火リレーの日程
新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期された東京五輪の聖火リレーが25日、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町・広野町)からスタートする。大会本番に向けた最大のイベントも、コロナ禍で感染症対策を「並走」させる形に。五輪の象徴である聖.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期された東京五輪の聖火リレーが25日、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町・広野町)からスタートする。大会本番に向けた最大のイベントも、コロナ禍で感染症対策を「並走」させる形に。五輪の象徴である聖火は121日かけて全国を巡り、7月23日の開会式で東京・国立競技場の聖火台にともされる。[br][br] 東日本大震災が発生した2011年にサッカー・ワールドカップ(W杯)で優勝した女子代表「なでしこジャパン」のメンバーが第1走者を務め、「復興五輪」をアピールする。ランナーは都道府県やスポンサーが選定した約1万人で、一般市民に加え、各地にゆかりのある元五輪選手や芸能人が選ばれた。[br][br] ランナーが掲げるトーチは桜の花びらをモチーフにした形で、長さ71センチ、重さ1・2キロのアルミニウム製。1人当たり200メートルほどを走り、次の走者のトーチに聖火をつなぐ。[br][br] 各地の観光名所などを回るルートは延期前の計画とほぼ同じ。本来は観客が沿道から声援を送るが、自治体や大会組織委員会は「密集」を避けるよう呼び掛け、拍手での応援を求めている。人が集まりすぎた場合は、その区間のリレーを中断することも想定。著名人ランナーは入場を制限できる公園など公道以外の場所を走る。[br][br] リレーを巡っては、組織委の森喜朗前会長による女性蔑視発言やスケジュールの都合を理由に、辞退が相次いだ。辞退者の区間は新たにランナーを選定した。 東京五輪 聖火リレーの日程